vol.5

秋山 貴世

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ヤァヤァヤァ!タカヨン展

タカヨンがやって来る!

2014.07.24

  • Text by Kozue Furutani
  • Photo by Kazuyoshi Takahashi

初夏に開催された今回の展示は、ロンドンからかけつけてくれたイラストレーター・秋山貴世さんの個展です。
ギャラリーに一歩足を踏み入れると、ロンドン郊外の秋山さんのプライベートスタジオに訪れたような「タカヨンワールド」が広がっていました。
壁一面に広がるのは穏やかな森・・・。かと思えば、「カワイイ!」のだけれど、どこか毒っけのあるキャラクター達が登場するコミックが飾られていたり、どの壁面でもめくるめくストーリーが繰り広げられています。
現在ロンドンに拠点を構える秋山さんに、これまでのキャリアと、今回の展示についてお話をお伺いしました。

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イラストレーター・秋山貴世(タカヨン)さん。新作絵本『L’ ecole buissonniere』にまつわる展示の前で。



大学時代、そして渡英

大学の構内に<カメラマン募集>という張り紙を見つけて、『Ref』という雑誌のカメラマンに応募したんです。学生時代はそこでカメラマンのアルバイトをやっていて。そのあと、『Ref』の岡さんから、SPACE8を運営しているdigの面接を受けないかと誘いがあって、社員枠に応募しました。でも、その面接の1週間前にロンドンのセントラル・セントマーチン芸術大学から合格の連絡があったので、急きょアルバイトの面接に変更してもらいました。(笑)
そのまま1年間、digでデザイナーとしてアルバイトをして、渡英しました。
『Ref』でカメラマンをやっていた時代に、カメラだけではなくイラストなどもやらせてもらっていて、その時はイラストを仕事にしようとかは思っていなかったんですが、とにかく楽しんで描いていました。
セントマーチンでは、2年でBAに通った後、MAに進学する時に、仲間がやっているTシャツをDIYでつくるユニットに参加しました。小さなスタジオでシルクスクリーンプリントのTシャツを作っていたユニットです。そこでつくったTシャツはセレクトショップに置いてもらったり、たくさんの人との出会いのきっかけになっていたと思います。

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代表作のコミック『Siamese Twins』の原画も展示されていました



ロンドンでのキャリア

今回展示している中にも、コミックの作品が数点ありますが、昔からイラストは描いていたものの、「コミック」を描く、という機会がなくセントマーチン時代に課題で取り組んだのが初めてでした。教授に指摘を受けながら、「既存のコミックという概念にとらわれない」作り方を学びました。
MAを取ったあとも、Tシャツ作りを続けていたのですが、ロンドンで企業に就職しデザイナーとして働くことになります。
その時は、とても仲間に恵まれていて、有名なデザイナーの元でデザインをする機会をもらったり、組織で1つのものを作っていくというやり方に触れた貴重な経験だったと思います。
所属していたチームが解散してからは、ロンドンのアーティストが集まる倉庫街に拠点を置いて、フリーのイラストレーター・デザイナーとして活動するようになりました。

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